阪神、来季Vの条件「近本を打線の“中心”に」〜2019年FA市場・阪神編〜

阪神ファンは気づいていないかもしれないが、阪神の試合は阪神ファン以外にとってあまり面白いとは言えない(CSを決めた6連勝はさすがにすごかったが)。よく言われるように得点力がないし(打点、12球団中最下位)、守備についても地味な顔をした選手が多いわりに、プレーは堅実でない(失策数、12球団中最多)。それに数少ない華のあった選手、鳥谷敬とメッセンジャーも2020年のシーズンにはもういない。面白いのは、むしろファンの方で、そのヤジはときにクリエイティビティに富んでいる。

まあ、冗談はそれぐらいにしておいて、少なくとも1人だけ鳥谷やメッセにも劣らないスターとしての素質がある選手がいる。もちろん、それは近本光司。セ・リーグの新人最多安打を更新し、盗塁王も獲得した男だ。ちまたでは、彼はこんな風に表されている。「赤星二世」でも、はっきり言うけど、近本は赤星よりもすごいよ。

近本は赤星よりもすごい

近本と赤星

テレビのインタビューなんかで何回か言っているが、どうやら近本光司自身も赤星を目標としているらしい。そして、赤星自身もコメントしているが、近本は赤星と違った魅力を持っている。
赤星は典型的なリーディングヒッターである。打率と出塁率が高く、一方で長打が少ない。しかし近本はちょっと違う、というかむしろ反対の特徴を持った1番バッターなのだ。もちろん彼には足の速さがある。しかし出塁率は低い(300打席以上1番で打った選手のなかで最低)。ただ注目すべきは彼の打点の多さである。彼があげた42打点中、1番打者であげた打点は32点。この数字はセ・リーグの1番打者のなかでもっとも多い。はっきり言って、1番打者に置いておくにはもったいないくらいに。

続き…阪神Vの条件「近本を打線の中心に」

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