今オフ最大の“カモ”=ロッテ、主力流出の是非〜2019年FA市場・ロッテ編〜

「日本のゾブリスト」鈴木大地の価値

あるラジオ番組でロッテOBの里崎智也がこんなことを言っていた。「レギュラーが確約されてないと、鈴木大地が出ちゃうよ」
確かに、今季の鈴木大地にレギュラーポジションはなかった。9月21日時点で守ったポジションは5つ。ファースト、セカンド、サード、ショート、レフト。それにDHでも17試合出ている。まあ、私は過去にプロ野球選手をやった経験はないのでよくわからないが、これでは里崎氏の言うような「必要とされていない感」を選手は覚えるのかもしれない。でも、プロ野球選手の経験がない私だからあえて言いたいのは、むしろ「現在の野球ではユーティリティー・プレーヤーの価値が上がってますよ」ということだ。
シカゴ・カブスにはベン・ゾブリストというユーティリティーがいる。ゾブリストはユーティリティーの元祖のような存在で、内外野どこでも守れるし、スイッチヒッターでもある。長打力もあるし、小技だって苦にしない(まあ、プライベートでは“万能”ではなかったわけだが、まあそれは各々で調べてください)。Wikipediaいわく、ゾブリストの2009年から2012年にかけてのrWAR(つまり勝利の貢献度のようなもの)は全野手のなかで最高らしい。ゾブリストに限らず、現代のMLBにおいて強いチームには必ずといっていいほど有能なユーティリティーがいる。ツインズのマーウィン・ゴンザレスやDバックスのエドゥアルド・エスコバー、ドジャースのキケ・ヘルナンデス、ブレーブスのチャーリー・カルバーソン…。「必要とされていない」どころか、彼らはむしろ「絶対に必要な選手」なのだ。
鈴木大地も今シーズン、チームで2番目に多く試合に出場している。スイッチではないが、対右投手が打率.274で対左が.325。加えて彼にはリーダーシップがある。もし若手が中心となったとしても、鈴木大地のチームを束ねる力は必ずロッテのためになる。
だから、私は言いたい。ロッテよ、つべこべ言わずに鈴木大地に3億円払いなさい。それはつまりロッテがいままでで1人の選手に払う年俸の最高額を意味する(歴代最高は小林雅英の推定2.5億)。鈴木大地はロッテ史上最高の選手なのだ、3億円でも少ないくらいだよね。

P.S.
千葉県では台風15号の影響でとても大きな被害がありました。無責任に聞こえるかもしれませんが、私は千葉県がまもなく元の生活に立ち直ることを信じて疑いません。だって、彼らは逆境に強いわけですから。

動画…鈴木大地、ユーティリティーな守備

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