内川聖一の代わりはバレンティン?〜2019年FA市場・ソフトバンク編〜

DSC_4381
パ・リーグに注目している人に限らず、プロ野球ファン全員(※ソフトバンクファンを除く)が数年にわたって持ち続けた不満「またソフトバンクか」に終わりが見えていることに私は気づいている。昨シーズンは日本一になったもののリーグ自体は西武がモノにし、また今シーズンも危うい(9月18日時点)。まあ私はロッテファンであるから、西武が連覇したところで嬉しくもなんともないわけだけど。

ソフトバンクの皮肉「層は厚い、でも…」

なぜソフトバンクは他のチームの追随を許すようになったのだろうか。私は、それがソフトバンクをめぐる一つの皮肉のためではないかと思っている。つまり「確かに選手層は厚いが、主力が健康じゃない」これだ。

ソフトバンクの強さはある種、奇跡的に感じる。柳田悠岐や今宮健太の怪我、中村晃の出遅れ、上林誠知の不振、内川聖一の低迷…。マイナス要素はあげればキリがないが、それでも今シーズンを通じてほとんどの期間を1位として君臨していたからだ。たぶん、それは投手力の貢献が大きいだろう。千賀滉大の活躍はフォーク以外にもオバケ級だし、サファテの穴も森唯斗やモイネロ、それと新人・甲斐野央などで埋めた。そしてよく言われるように選手層の厚さも大きい。例えば周東佑京の足の速いこと、それに相変わらず痒いところに手が届く明石健志や福田秀平、川島慶三の存在感…。
でも、もし2年連続でリーグ制覇を逃したとしたら、孫正義オーナーも黙っていないはず。「ねえ工藤監督。世界は変わる。準備はいいか?」って感じで。

内川聖一の代わりを探せ!

2019年FA選手【ソフトバンク編】
今シーズンのオフにぜひ注目したいのは、フリーエージェントになる内川聖一とソフトバンクがどのような契約をするかということである。2010年のオフに横浜から移籍して以来、チームの中心として活躍している内川聖一だが、彼の低迷は明らかな気がする。例えばOPSは規定打席の選手のなかで下から5番目、俊足巧打が売りのオリックス・福田周平に次ぐ低さだ。私は思うに、「ソフトバンクは内川と再契約はする。でも、単年で年棒ダウン」といったところではないだろうか。それを意味するところは、彼の後継者をソフトバンクは血眼になって探すということである。

ただ、問題なのは今シーズン、長打力を期待できるようなファーストが存在しないということだ。強いて挙げるとすれば、楽天・銀次がそれにあたるが、岩手県出身の(そして痛いくらいにシャネラーの)彼が東北から出るような気が全くしない。それにソフトバンクに外国人枠の余裕がないのも気になる。デスパイネやグラシアルは外せないし、モイネロは今や勝利の方程式の一角だ。それにサファテだって帰ってくる……。いや、本当にサファテは帰ってくるのだろうか?それに来年から「日本人扱い」になる助っ人がいるじゃないか。つまり、その、バレンティンのことである。

バレンティンをソフトバンクが獲得する確率は十分にある。障壁となるのは守備位置だがバレンティンはファーストの練習もしているらしいし、グラシアルがファーストを守ることだって可能だ。
バレンティンはこんな発言をしている。「ヤクルトは大好きな球団。でもオフにはほかの選択肢も視野に入れたい」と。多分、その選択肢のなかにソフトバンクが入ってくることは間違いない。

続き…2020年は、山田哲人を狙う?

コメント

タイトルとURLをコピーしました